Going Medieval の今(2024年6月時点)
皆さんは、Goign Medieval やってますか?
このゲームは、2021年6月にアーリーアクセスとしてリリースされた、中世の地域開拓シミュレーションゲームです。
Steamで「非常に高評価」、なんなら最近のレビューも非常に高評価と言う化け物ゲーム。私も「非常に高評価」です。
この記事を執筆時点で、リリースからちょうど2年ということもあり、今のGoing Medieval をリリース当時と比較しながら書いていこうと思います。
※正直ネット上には、リリース時点の情報ばかりで、最近のアップデートを追いかけてレビューしている記事はほどんどないんですよね。
思ってたより遅いが、機能自体は増えた
Going Medieval は大体週1のパッチ(ちょっとしたバグ修正や機能追加)、3か月に1回の大型アップデートといったペースでしょうか。
頻繁に”大型アップデート”というニュースが飛び込んでいますが、正直もっと早いペースでROADMAPを進んでいくもんだと思っていました。
今の状況は以下の様な感じ。
リリース当初に公表したものに対して、だいたい折り返したくらいでしょうか。
個人的にアツかったアップデート
このゲームのアップデートは、かなりかゆいところに手が届く印象。
地味だけど「あーーー、これ!これが欲しかった!」みたいなアップデートがたまに来ます。
この中でも特によかったアップデートを以下にまとめてみました。
食品棚、タンス、本棚など保存建築の追加
まずは、素材や完成品を効率的に収納できる建築たち。
画像内の「本棚」や「棚」、「武器置き」、「箱」、「薬棚」、「衣装ダンス」たちです。
リリース当初は、このように地面に素材や武具を直置きするしかありませんでした。
※今も直置きできます
石灰石とか、キャベツとかは、200個で1セルみたいな置き方が許されるんですが、問題は武具。1つで1セルを使ってしまい、非常に邪魔な存在でした。ゲームが進行してくると、敵の数が増えるので1回戦闘すると、倉庫が満杯になるといったこともしばしば…
そんなあなたに衣装ダンス!
見た目もさることながら、2セルの幅で6つの服や武具を保存できます(素晴らしい)
※武器棚なども基本1セル辺り3つ保存できます
食品など、腐りやすいものは、Going Medieval では地下倉庫に保管するのが一般的です。採掘して、天井を補強して…その貴重な倉庫を有効活用できるのが、「棚」です。
こちらは1セルで3アイテムを保存できるので、倉庫はこの棚で埋め尽くされます。
棚があることで見た目上も倉庫感が出るというか、見た目のバリエーション的にもGoodです。
家畜の概念
こちらがリリースされたことで、村の生産性が格段に向上しました。
Going Medieval で一番困るのが、建築資材の運搬です。
例えば、木材を切る、植物を収穫する、採掘をする、溶鉱炉で鉄を作成する。
全ての工程で、生産物が発生し、基本建物の隣のセルに投げ捨てられます。
これが村中に点在し、見た目も悪いし、建築素材を都度遠いところまで取りに行ったり、腐ってしまったり、運搬専用の人材を数名確保する必要がありました。
いや!倉庫までもっていくのが仕事では?と思わなくもないですが、これがGoing Medieval流仕事術。あくまで木を切るのが仕事ということ。
家畜導入後は、この通り、どこからともなく家畜たちがやってきて、資材を運搬してくれます。
この改革のおかげで、作業場所の近くに素材置き場を整備しておけばこの通り。
指定した資材だけ山積みにしてくれます。
羊、牛、ロバが運搬を担ってくれるのですが、完全に自発的に動いてくれることや、川でもお構いなしに泳いで運搬するのはちょっと非現実的ですが、まあこれくらいはゲームの効率を考えたら許せる範囲だと思います。
水の概念
次は水の概念です。
これが導入されて、ビジュアル面が劇的に強化された感があります。
HPにも建築次第で、滝もできるぜ!みたいなことが書いてあります。
たぶん地面を掘って、城の中に水路を通しているんだと思います。
そこまでいかなくても、自分の村に川があるだけで、グッと自然観が増します。
画像は冬なので、映っていませんが、夏などになると、川魚(ウナギやカマス)などが出現するので、開拓者が魚料理を食べることが出来ます。
ただ、防衛は若干やりにくくなりました。
川があっても、開拓者は歩きとほとんど変わらない速度で泳いできます。
防衛するには、川の中にも建築物を置くしかなく、結局リリース当初と同じように、塀をぐるっと立てる必要があります。
ちなみに全部せき止めると、川が溢れますw
なので、川を引き込んだりするときは、気を付けること。
旗やラグ、像などビジュアル面の強化
早く来て欲しい機能
建築系はリリース当初と比べてかなり充実してきた印象があります。
一方で、戦闘は未だ弓矢が最強。
防衛だけなので、生活区画をぐるっと塀で覆って上から矢を放つのが鉄板になっています。
なのでロードマップに書かれている、囚人システム(とらえて働かせたり?)、他の地域へ襲撃(攻めに行く分、攻城兵器や近接も必要かと)あたりが来ると、村としてもやるべきことが増えてバランスが取れてくるように思います。
今後のGoing Medieval に期待!